2018.4.8category:thinking
4月の始めに少しお休みをいただいて、親子旅行に行ってきました。
小さな店主は温泉が好きなので今回も温泉のある場所へ。初めての岐阜・初めての下呂温泉でした。
前日の夜、入念に自分の持ち物をチェックする小さな店主。「もしかしたら~かもしれない。」と少しずつ荷物が増える彼女を見ながらまるで自分を見ているようで笑ってしまいました。
旅行という、毎日とは少し違う時間の流れ方をするものが好きです。勿論日常・毎日もとても楽しくて嬉しい事も沢山なのですが、「いつもと違う物を見る。」「京都ではない、どこか違う場所に居る。」「普段食べないものを食べる。」それら一つ一つが新鮮で、とても刺激的。そしてその時間を親子で共有出来るという楽しみを最近改めて感じています。同じものを見たり食べたりしていても共通の気持ちを抱く事もあれば全く違う感じ方をする事もあって、それは当たり前なのだけれどとても面白く感じます。帰ってからふと思い出して、「あれがああだったね。」「これがこうだった。」と話す小さな人はそれはまるで大人の友人が話す様。小さいながらもいろいろ考えて感じて、何よりもそれをアウトプットする力を備えている。本当に学ぶことが沢山あります。
下呂温泉は京都から車でゆっくり休憩を取りながら4時間程の道のりでした。名神から東海北陸道に入り郡上八幡で下りて下道を40分程。渋滞も無くスムーズな道中でした。
あちらに着いたら直ぐに足湯に噴泉地に外湯巡り。それこそ温泉に沢山浸かってのんびりゆったりとした一日目でした。
2日目の朝、5時頃に目が覚めて窓の外を見ると綺麗なお月さま。飛騨川の開けた河川敷の上にぽっかりと浮かぶ月は見ているだけで来て良かったと思わせてくれました。
早朝に少し散歩した後朝食を食べ、下呂を後にし車で一時間程の恵那峡へ。
途中地元の直売所で道草しながらスムーズに恵那入り。恵那に着くとここでも桜が満開で、風とともに沢山の桜が舞ってとても綺麗でした。
思わぬところでのお花見。次から次へと舞う桜を手で掴みたくてずっとクルクル動きまわる小さな人はやっぱりまだまだ小学校低学年。花びらを掴んだ瞬間の顔はきっとずっと忘れられないです。
その後乗ってみたかった遊覧船で渓谷を一巡り。恵那峡は、岐阜県恵那市・中津川市を流れる木曽川中流の渓谷でそこには奇岩と呼ばれる大きくてごつごつした岩が沢山あり、それぞれにいわれがあってガイドさんの案内に聞き入ってしまいました。
恵那を出て、家に着いたのは17時。いつも通りのいつもの我が家へ無事に帰って来れてほっとしました。
旅行の何が一番好きかと言えば、もしかしたらこの「いつも通りがあるからこそ旅を楽しむことが出来る。」と気づける事かもしれません。帰ってくる場所が京都にあって、ここに帰ってくれば何も心配せずにいつも通りの生活に戻られる。土台があるからこその遊びかな、なんて少し大人ぶっています。
初めての岐阜、自然が沢山でゆったりしていてとても素敵なところでした。またいつか行ってみたいと思います。
futana