2019.8.5category:thinking
梅雨明け以降しっかりと暑さがやってきて、夏の威力を感じる京都。
トマトや茄子、スイカやあんみつなど、中から涼しくしてくれる食べ物を無意識に欲する体が何だか面白いです。自分を含め自然はうまく出来ているなぁ。
その暑い暑い夏休みのある一日に、兵庫県西脇市にあるtamaki niimeさんのラボへお伺いしてきました。目的は秋冬の作品を探しに。
tamaki niimeさんがお招きくださった展示会は今回もその魅力にどっぷり浸れる時間となりました。行く事ができて本当に良かった。
ほんの少しではありますがfutana夏休みの一ページをご覧いただければ幸いです。
tamaki niimeさんに行くといつも感じるのは、地に足がついているという安心感と、その生地の美しさと肌触りを楽しんでいる自分、そして作る工程を肌で感じられる事による興奮です。
ラボに響く力強い織機の音と心地よく拭く風。どのスタッフの方も気さくに笑いかけてくださって本当に気持ちの良い雰囲気が全体に満ちています。生地の作られている工程を知り、そしてそれをいつでも、誰でもが知る事が出来る場所があるという事。これはfutanaにとって本当に嬉しい事です。
作品を手にする人が、それを作られた工程を知ってそして自らの価値観で身に纏う物を選び取る。
作る流れをどこまで開示するかという点については作り手の皆さんに様々な見解があり、そのどれについても共感していますがtamaki niimeさんのそのオープンな姿勢とファミリーのような安心感にもまた強く惹かれているfutanaです。
futanaは作り手、ブランド、それぞれの魅力をお借りして今を進んでいます。昨年末に初めて訪れた西脇でしたが、tamaki niimeさんにお会い出来て本当に良かったと改めて感じています。そしてこれからも長く繋がっていきたい、そう強く願う夏の旅でした。
tamaki niimeさんの新作はfutana夏休み明け8月19日以降御覧いただけます。爽やかで心地よい作品を見に是非futanaへいらしてください。
皆さまにお会い出来るのを楽しみにしております。
futana