2019.3.10category:thinking
暑すぎず寒すぎず、心地よい風が吹き太陽も美しい春の一日。ゆったりとそしてどこか安堵を感じる兵庫県西脇へのドライブを楽しんできました。
前回訪れた時は年末も年末で凛と寒くしっかり冬の表情だった山々も昨日は福福と柔らかい表情で、頬に感じる風にも優しさを感じました。季節はどんどんと進んでいます。
小さい頃から楽しい事があると寝不足になってしまうfutana。今回もやっぱりいつもより早起きになって夕方には目がしょぼしょぼしてしまう自分に笑ってしまいます。いつもペース配分がおかしい。
今回の一番の楽しみは、今週末から始まるtamaki niimeさん春夏展に向けて色を選ぶ事。小さな人と二人でこれからの時季を楽しめる色合わせを選んできました。この季節はいつもどこか抜けるような感覚が欲しくなる。
16日から24日までの間、様々な色がfutanaに並びますので皆様ご自身の一枚を探しにお越しくださいませ。
アトリエにいる時、気持よい暖かさと織り機が動く音を背景に洗いをかけたショールが風に揺れているのを見てなんて平和で幸せな場所なのだろうとぼんやりしてしまいました。しっかりと大地に足を付けて進んでいるのに何故だか遠い夢のよう。行くたびに不思議な気持ちになります。今度は夏の顔を見に来よう。
tamakiさんを後にし京都へ帰る道中で、以前から行ってみたかったcolissimoさんへ。
脇道に入るドキドキと無事に到着する安堵感を味わいながらデートしてきました。
ケーキは1人1つずつ。2人で1つを分け分けしていた日が懐かしい。
「ちょっと食べる?」と聞いてくれる小さい人に少し感動しながら2つの味を楽しみました。
少しずつでも確実に大きくなっているのだなぁ。10年後の彼女はどんなかしら。
そして10年後の私はどんなだろう。そんな事を考えていたらここでもやっぱりぼんやり。
この日は本当に日常から少し切り取られたような不思議な1日でした。長い映画を見た後のよう。しっかりと頭に残っているけれどずっと遠いところにあるような感覚。
芽吹きの春、皆様はどんなふうにお過ごしですか?また、是非futanaにお聞かせくださいませ。
futana